歌志内市郷土館「ゆめつむぎ」

歌志内市郷土館「ゆめつむぎ」
歌志内市郷土館「ゆめつむぎ」
 歌志内は明治23年、空知採炭所が設置されたことで開拓の幕が切って落とされました。
それ以前の歌志内はほぼ全域が人跡未踏の森林地帯でしたが、同年10月ごろから鉄道工事が始められ 翌24年に開通したことによって近辺の村々から農産物を持った人が集まるようになり、以後急速な 発展を遂げました。
 明治30年には戸長役場が開庁。人口3,386人の歌志内村が誕生しました。
 それから100年。唯一残っていた空知炭坑も平成7年に閉山し、全盛期には4万6千人にまで膨れた人口も 6千人台まで減少しましたが純産炭地として栄えた歌志内の歩みを礎に、炭都の歴史や文化を保存・継承 しながら未来への夢を紡ごうと、歌志内市郷土館「ゆめつむぎ」が平成9年10月にオープンしました。


館内に入ると
 「ゆめつむぎ」の館内に入るとすぐに、3台のモニターがお客様をお出迎え。施設のインフォメーションのほか 歌志内の四季やイベント、見どころなどをご案内します。回廊型のホール壁面では歴史・文化・観光・地質を 大型パネルが説明しています。
  
3Dハイビジョンシアター
 200インチ画面から飛び出す立体映像と重低音ボディソニックシートを組み合わせた60席の 映画館・3Dハイビジョンシアターが好評です。オープンと同時に3本の作品を制作。毎日、定時上映しています。
上映作品 作品内容
「石炭の世界へ」 コンピュータグラフィックを駆使し、石炭や採炭現場・坑道の内部を解説。21世紀から紀元前の時代 までを縦横無尽にタイムトラベルしながら石炭の歴史を探索するSF仕立ての作品です。
「ひと・まち・笑顔・歌志内」 今の歌志内を紹介します。市民の日常や整備されつつある街並み、イベントなどを立体映像で編集しています。
「歌志内百年史」 1世紀の歴史をまとめました。歌志内の変還をご紹介します。
  
炭坑シアター
 歌志内市民劇団の熱演を、マジックビジョンに収録。棟割り長屋の模型を舞台に炭坑長屋に住む人々の暮らしぶりを 再現します。また、同様の技法を使って採炭技術の移り代わりを解説するコーナーも設置しています。
  
バーチャルスキー室
 大型体感装置とコンピュータ画面の組み合わせにより、歌志内のシンボル・かもい岳でのスキー競技を仮想体験できます。
  
思い出写真館
 新旧1,200枚の写真を2台のパソコンに入力。簡単なマウス操作によって検索できるコーナーです。
  
歌志内の昔話
 影絵(カラー)と音声を組み合わせました。語り継がれている歌志内の古い話を確実に伝え残します。 (360゜パノラマ壁画)
  
収蔵展示室
 電車や人車、トロッコなどの重機や採炭現場で使われていた機材、生活道具、事務用品具などを整然と収蔵し 展示コーナーとしています。
  
パソコンコーナー
 気軽に楽しめるコーナーです。4台のパソコンに各種ゲームや学習ソフトを取り揃えました。
  
”道民の郷土館”を目指します
 「ゆめつむぎ」は歌志内市民の郷土館であるとともに、北海道開拓の原動力となった石炭とその周辺に連なる 人々の生活や技術の推移などを凝縮した”道民の郷土館”でもあります。
 資料と情報の収集、整理、展示はもちろんのこと、ご来観の皆様に楽しんでいただき心を落ち着かせられる場として 館内の充実に努力したいと考えています。
 道央においでの節は、是非お立ち寄りください。
 
  
所在地
歌志内市字本町1027番地1
電話・FAX 0125-43-2131
  


歌志内市郷土館「ゆめつむぎ」公式サイト




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